今日も、嚥下(えんげ)の続きです。
えんげの体操、マッサージと続けてきましたが、今日はえんげのための簡単な運動をご紹介します。
えんげ機能が衰えてくると、食べる時にむせたり、変なとこ入ったりします。
また、老化によって唾液が少なくなってくると、食べ物や飲み物がなかなか飲み込めなくなったり、口の中の細菌が増えて病気になりやすくなったりします。
えんげ体操(口を動かす)、マッサージ(唾液を出す)と併せて、ご飯を体の中に運ぶために使う筋肉をしかっりと鍛えると、えんげ機能の低下を防止できますよ。
では、簡単な運動をやってみましょう♪
【深呼吸】鼻からしっかり吸い口からゆっくり吐き出す
【首の体操】首を前後左右に曲げる
【肩の体操】肩を上げ下げする
【頬(ほお)の運動】口を閉じ頬を膨らませる・すぼませる
【舌の運動】舌を前に出す・ひっこめる・舌先を口角の左右に触れる
【表情筋の運動】口の内側の周りをなでるよう、口唇を動かす
【腕の運動】手首やひじ、肩を上げる・曲げる・伸ばす
【足の運動】足を上げ下ろし・かかとの上げ下下ろし
これらの簡単な運動を、食事の前や普段の生活の中で行っていくことで、えんげ機能の低下を防止し、いつまでもおいしくご飯を食べることができます。
※おもちゃの「吹き戻し」を使うことで、唇を閉じる、呼吸をするなど、心肺機能を高める効果もあります。
ぜひやってみてください♪